10月29日ぬり絵教室

こんな天気だから、「雨過(てんせい)地蔵」をぬり絵で描きました。

台風22号の影響で、あいにくの天気です。こんな雨の中をお二人がお越しくださいました。お二人は四日市市にお住まいの栗谷典子さんと山口浩子さんです。典子さんは二回目のぬり絵、浩子さんは初めてのぬり絵挑戦です。

ブログを書きながら私自身驚いていますが、今回お二人に描いていただいたぬり絵には、色彩心理が如実に表れています。

この作品は栗谷典子さんです。黒い雨雲、その雲間から覗く太陽とお地蔵さまの色が同じオレンジ色で描かれています。このオレンジ色に込められた思いはたぶん、典子さんは今、お仕事などで関係性の規定された人たちと特定の強い信頼関係を結んでいきたい気持ちの表れだと思います。人間関係のドロドロした部分まで含めて気配りできる色でもあります。そして、太陽とお地蔵さまを分けている雲は真っ黒に描いています。「人は人、自分は自分」と割り切りあまりお節介にならない冷静さも持ち合わせているようです。

さらに、お地蔵さまの持つ赤色の錫杖。赤色が意味するのは、全般的に「やる気」の表れです。お仕事へのお気持ちでしょうか?


この作品は山口浩子さん。お地蔵さまの袈裟衣の色がやや薄い赤色=ピンク色に描かれています。ピンク色は「思いやりカラー」とも言われています。浩子さんは人に対して愛情を大切にされ、気配りのできる方です。しかしご自身も誰かに思いやってもらいたい、甘えたいという思いも合わせ持っています。その強い欲求の表れが袈裟衣の色「ピンク色」に表れているようです。太陽はすべて真っ赤に描いています。赤色は「やる気」を表す色でもありますが、攻撃的な心の内側の表れであるかも知れません。

お地蔵さまの錫杖の色は白色。白色は真面目で完璧を求める色。ご自身が完璧であればあるほど、周囲が完璧でないことに焦点を合わせてしまいがち。いい加減な私がアドバイスすると説得力がありませんが、浩子さんにはもっと「いい加減」になっていただくと楽しいことが増えそうです。


私の作品です。「雨過地蔵」は二回目。前回は3本で描くみろくのぬり絵でしたが、今回は7本チャクラのぬり絵。雨の中、濡れそぼるお地蔵さま。袈裟衣がビショビショ。だけどカエルはこの雨に大喜び。心の持ち方で現状の捉え方は180度変わります。人生の辛いことも過ぎれば笑える思い出話。それだったら、後の笑い話をもっとおかしくするぐらいに今を楽しんじゃいましょう。そんな気持ちで、このお地蔵さまのぬり絵をしてみました。


ぬり絵を終えて記念撮影